梅干しの消費量がなぜ多いのかを比較してみました

日本人は言わずと知れた米消費国ですが、皆さん、ホカホカの白米を食べる時にお供にするものは人それぞれでしょう。卵や海苔、納豆に漬物など色々と種類はありますが、その中でも子供から大人までみんなから愛されるのが梅干しです。もちろん酸味が苦手な方で梅干しはあまり食べないという方もいらっしゃいますが、コンビニのおにぎりで売れ行きランキングなどでも、やはり人気が高いのは梅干しのおにぎりである事が多いです。梅干しはおにぎりだけではなく、お茶漬けやお酒のお供にもなる上に焼酎や日本酒には直接梅干しを入れ飲む方もいるほどです。また、長期保存がきく食べ物でもあり殺菌効果もあるので、お弁当の白いご飯には真ん中に梅干しを入れ、戦前の古くから日の丸弁当として親しまれてきました。

青梅を加工して梅干しや梅漬けになる

梅干しは元々青梅で果実として栽培されていて、青い実の状態で出荷されるのですが、そのほとんどが梅干しや梅漬けとして販売されるようになります。つまり直接消費者が購入するのではなく、一旦卸売業者が仕入れをして梅干しや梅漬けになった状態で、消費者の元へと届けられる事が多いのです。梅干しの一般的な作り方としては先ず水洗いをしてから独特の酸味を生み出すための塩漬けを行い、それからおひさまに当てて干す土用干しをして樽詰めになります。それを中外の業者が買取更に水洗い、脱塩という塩を抜く作業をしてから味付けを行い容器へと詰められ販売されます。ですが比較的個人でも作りやすい製法で梅干しの形にできるため、青い実の梅を買ってきて自家製の梅干しを漬けているという方も中にはお見えになるでしょう。

梅干しを買うのは50代以上が多い

梅干しの生産量は昭和63年に急成長して以降、平成の現在も高い水準のままで増減していますが、一世帯当たりの購入消費量はそれほど大きく変化していないので、急増した生産量の多くは戦後に急成長を遂げている外食産業へと吸収された形となっています。コンビニエンスストアの全国的な普及や、ファミリー向けのレストランなど和食を提供する外食産業のほぼ」100%で梅干しが使われているので、相当の量が消費されているのでしょう。では年代別には消費量がどの様になっているのかというと、購入するのは若い世代よりもやはり昔から慣れ親しんできた世代が多く、最も多いのは45歳から59歳の世代となっています。若者はご飯のお供にはしなくなっているかもしれませんが、パスタやピザにのせるなどして新たな食べ方も工夫されているので、日本人にはやはり梅干しが大切です。